前回にひき続き、日置桜の純米酒。
通常品は9号酵母で仕込んだ物なんですが、こちらは「裏メニュー」みたいなもので、7号酵母で仕込んだものです。
その9号とか、7号とかなんぞや?
というとこなんですが、超簡単に言うと、米を発酵させる時に使う酵母の名前でそれぞれ「協会9号」、「協会7号」という名前です。
日本醸造協会という所が作っている酵母が「協会○○号」という呼び名が付いています。
この協会が作ってる酵母を使う所もあれば、独自の酵母を使う蔵もあり、すんごい種類があるので
あまり覚える必要も無いです(爆)
それに「協会○号を使った酒がウマイ!」みたいな事をごくごく、たま~に言う人がいますが、どの酵母を使っているか?という事と旨いかどうか?というのは一切関係ないので、無視してOKです(爆)
ただ!酵母が違うと、引き出す味わいも変わってくるので、そのへんは面白いです。
話を元に戻して、日置桜。
見た目、9号酵母のほうと一緒なので気をつけて(苦笑)
裏ラベルを見ないとワカンナイ。
使用酵母が「7号酵母」になってます。
表ラベルの色を変えるとか、すればいいのに・・・
と、ちょっと思うんですが(苦笑)
まあ、このお酒は「裏メニュー」みたいな存在なので、よしとしましょう♪
ではでは、味のほうなんですが・・・
うむ!ウマイ!
いや、そうじゃねえか(笑)
9号酵母のほうに比べると、良い意味で雑味がある感じ。
苦味と酸味がこっちのほうが強い。
こりゃ、燗上がりするな、と予想。
燗にすると・・・
イエス!どんぴしゃ!
9号も7号も、どっちも美味いんですが、俺は7号のほうが、さらに好きです。
飲みごたえありすぎ。美味すぎ。(笑)
前回も言ったんですが、日置桜は、ほんとに味わいが太い!
フルーティーなタイプの日本酒が好きな人は、日置桜は合わないかもしれませんが、燗上がりする純米が好きな人なら、こいつぁ、ズドン!と気に入ると思います。