ピエールプレヴァンのロゼダンジュを飲みました。
ちょっとウンチクですが表ラベルに「ROSE DANJOU」と書かれていれば、AOC(産地呼称)のワインなので、テーブルワインより、ちょっとランクが上です。
このAOCというのはフランスの国内法で、てっとり早く言えば「産地を名乗っていいよ」とお許しをえた食品。
決まった場所で決められた品種を使い、AOC=産地呼称の審査をパスしたというワケです。
ワイン以外でもブランデーもありますし、チーズやバターにもAOCがあります。
AOCが付いてたらウマイってわけでもないんですが、とんでもなく品質が悪い物もないです。
日本にもこういうのあれば、いいんですけどね。
国内のワインも今やすんごいレベル上がってます。
大手シャトーメルシャンは結構マジなワイン造ってますし、小さいワイナリーも全国にいっぱいあります。
ただ、こういうラベル表記に関しては、フランスやイタリアのような規定ができてないんですよねぇ。
日本はワインだけでなく、焼酎や日本酒の表記もグダグダです。
本格焼酎と名乗れるのは、原料100%とかありますが中途半端なんですよね。
例えば、原料に芋50%、その他50%でも、芋焼酎とは名乗れるんです。
裏に「甲乙混和焼酎」とは書かれてますが、甲乙混和ってなんだよ?って話です。
普通の人が見てもわからねえし。
ビールも酒税の関係でリキュールにしたほうが安いし日本酒も純米酒とか、本醸造とかわかりにくい!
もういいじゃないか!米と米麹で作れば「日本酒」アル添したら「合成酒」で!
あ、そうすると吟醸酒が困るのか・・・(苦笑)
少量のアル添でキレを出した吟醸酒は確かに「技」だと思うけども・・・
また、最近思うのが、他県の米を使っても「地酒」という事。
いい米を探して他県の米を使うのは悪いとは言わないが、それがはたして地酒なんだろうか?
うーむ。難しい。
そういや聞いた話し、アメリカでの話なんだが日本の焼酎が「SOJU」という棚にあるらしい。
ラベルにもSOJUと書いてる焼酎まである。
SOJUと書いたら、韓国のスピリッツになるやんけ!
調べると、アメリカではSOJUで登録するほうが酒税が安いらしいんだ。
そういう問題か?と思うのだが・・・
なんか、こういう日本の酒業界のグダグダ具合が
勘弁ならん!
ついでに言うと、岡山でやたらとある、
「さぬきうどん」
と書かれた、マズイうどんが勘弁ならん!
(爆)
ごめんね!香川県民!
本場のさぬきうどんは、あんなに不味くないよね!
いかん・・・今日はロゼワインを書くつもりが・・・
めっさグチ書いてしまった。
酒の感想は後日に(笑)