これはしまった!
人にワインの事を聞かれて「赤と白の2本で手頃なものを贈るのに何がいい?」と聞かれて、品質もカッチリしてて手に入れやすく、なおかつ、飲みやすいとこがいだろう、という推測のもと「ムートンカデの赤と白」と答えたんだが
答えた後、「白ってどんなんだっけ?」って不安になった。
赤は細部まで記憶してるんだが、白が微妙に覚えてない。
普通だ!
こんな当たり障りなかったっけ?
赤(ムートン・カデ・ルージュ)は、メルローの濃密さと、まろやかさのバランスが良く千円台の赤ワインの中では、なかなかの品質だと思ってたんだが、白は、イマイチ面白味がないんだな。
不味くはないんだけど、これといって、褒める所も無い感じ。
このムートン・カデはボルドーの5大シャトーと言われる「シャトー・ムートン」を作っている会社「バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社」が低価格で高品質なボルドーワインを狙って作ったもの。
ま、、シャトームートンの末っ子、みたいなワインなんですが日本では度々、雑誌などで紹介されて結構、人気だと聞きます。
大量生産のワインなので、単一畑のブドウから作る、いわゆる「シャトーもの」に比べると面白味はないんですが、品質は安定していて、年度による大外れもないと思います。
しかし、赤はいいんですが白はご覧の通り、ちょっと難しいかなーと思います。
ソーヴィニヨン・ブラン特有の若草のような香り、言い換えると猫のおしっこ(爆)の香りは控えめ。
グレープフルーツのような酸味と口あたりは、やや固め。無難なボルドーの白ワインって感じで同じムートン・カデの赤は良かっただけにちょっと残念。
薦めたヤツには悪い事したかなー・・・
でも、ボルドーの白ワインらしい味わいではあるので、赤と白と飲んでもらって、ボルドーワインを楽しむには良かったんじゃなかろうか・・・
赤は旨いしね。
と、自分で言いながら、ちょっと言い訳ちっくに聞こえる。(苦笑)
ハァー
ふて寝ならぬ、ふて飲みしよ。