今日飲んだのは、これ。
雪の松島、特別純米酒!
雪の松島・特別純米酒について
松島っつうと、「松島や、ああ松島や 松島や」っていう俳句がまっさきに思い浮かんでくるんですが
・・・
あの俳句、松尾芭蕉のものだと、ずっと思っていました。
違うんですよね。
(笑)
それはともかく、俳句に謳われるような歴史ある自然美を持ってる県はやはり、日本酒の名にも、それにちなんだ酒が出てきますね~。
今回飲んだのは、宮城の地酒、「雪の松島」という特別純米酒を飲みました。
宮城酒類株式会社という所が造っている日本酒です。
・・・と!思ったら、ちゃうのか。
「宮城酒類株式会社」は2007年に無くなってて、今は「大和蔵酒造」ってとこが造ってんか。
雪の松島 種類
けっこう種類あります!
- 雪の松島・純米大吟醸
- 雪の松島・大吟醸
- 雪の松島・純米吟醸
- 雪の松島・旨辛純米酒
- 雪の松島・特別純米酒
- 雪の松島・甘い純米酒
- 雪の松島・本醸造
僕は純米に慣れすぎてて、アル添(醸造アルコール添加)した酒が苦手になっているので、大吟醸は気になりませんが、旨辛純米酒とか気になります。
今日の特別純米酒が旨かったら、また買ってみましょう!
雪の松島・特別純米酒の感想
きりっとした硬めの口あたりで、さっぱりとした辛口。
厚みはないんですが、硬く、軽やかな感じ。
「雪の松島」って名前とマッチしてるような気がします。
感動するほど旨い!ってワケじゃないですが、値段も手頃。
普通にもう一回買うぐらい、僕の評価は高めです。
硬い口当たりは貴重。
意外にも「硬い口当たり」って日本酒は貴重です。
やわらかい口当たりのほうが、圧倒的に多いです。
この「硬さ」ってのが伝わりにくいんですが、ミネラルウォーターで言うと、ボルヴィックが柔らかめ、エヴィアンが硬めって感じでしょうか。
これが、仕込み水の硬度によるのか、造り方によるのか、専門家でないので解りません!(苦笑)
新潟の酒は硬そうに思われがちですが、なめらかです。
宮城は硬い酒が多いのか・・・いや、それほど宮城の酒を飲んでないから、ハッキリ言えませんね。
西日本だと、鳥取の酒が硬めです。
おすすめの飲み方
ボディはしっかりしてて、冷やから燗まで、行けます。
味自体はタンパクなので、温度を変えても、味も変わらず。
つまり、燗上がりするタイプでは無いようです。
合わせる肴は何が良いか?
基本のパターンとして、すっきりした酒には薄味の物を、濃厚な酒には濃い味付け。
なんですが、この雪の松島の場合、味わいはスッキリなんですが、硬い口当たりが特徴的です。
そうなると、その特徴に合わせたほうが、酒が生きます!
具体的に言うと、水炊きのようなシャバシャバした料理より、魚の塩焼きとかが合いそうです。
ああ、僕は今、アタリメかじってんですけどね。
(笑)
宮城の郷土料理に合わせるなら・・・
宮城って、何ありましたっけ?・・・
笹かま?んー、柔いなぁ。
牛タン・・・は、合いそうだけど肉なんだよなぁ。
オジサン的にはシーフードが食べたい。
お、「はらこめし」って宮城じゃなかったっけ?
鮭とイクラの混ぜご飯。
めっちゃ合いそう。
あー!そんなん考えてたら、宮城行きて!
どうせなら、松島を見ながら飲んだら最高ですよ!
寒い冬、目の前に絶景が広がって・・・
きゅっと引き締まった空気感。
ここで一句、
「燗飲みてえ、早く帰って、燗飲みてえ」
んー、この句
ぜってえ歴史に残らねえな
(苦笑)
雪の松島・特別純米酒 特徴やその他の情報
- 蔵元:大和蔵酒造
- 場所:宮城県黒川郡
- 使用米:不明
- 分類:特別純米酒
- 精米歩合:60%
- 使用酵母:不明
- アルコール度:15度
- 日本酒度:+3
- 酸度:1.6
- アミノ酸度:1.5
- 予想価格:720ml 1300円 1800ml 2400円
- おすすめの飲み方:冷や・常温・ぬる燗・熱燗