ホワイトゲリラという、スペインの白ワインの感想です。
このホワイトゲリラってシリーズ、何種類もあるんですが今回飲んだのは、ベルデホ。1680円。
スペインなんでスペルで書くと「White Guerrilla Verdejo」
ベルデホっって品種があまり馴染みがないかもしれないですね。
スペインやポルトガルに多い品種です。
っつうか、この名前
「ホワイトゲリラ」って名前がイカス!
(笑)
なんでも、スペインのリオハでは赤ワインばっかりなので、「白ワインでも旨いのを作ってやるぜ!」というコンセプトなんだそうな。
だから、ホワイトゲリラ=白い革命、という名前です。
外国で「革命」と名乗るのは、そうとうな自信だと思います。
日本で革命っていったら、愛・革命だったり、少女革命だったり
(なにそれ?って検索しなくていいです。笑)
軽く使われるフレーズですが、外国で使われる場合は重みがあると思います。
ラベルもきっと、そうとうな重みが・・・
・・・重みが・・・無い。
(笑)
くうぅ。
チェ・ゲバラの伝記を読んだ者としては「ゲリラ」という言葉には思い入れがあるのだが。
これで不味かったら、文句ばっか書いてやろ!
と、思ってたんですが!
むぅ
おいちい。
(苦笑)
ちゃんと旨い。
本格的と言いましょうか。
香りは控えめですが、味わいは深い。
全体的にはソーヴィニヨン・ブランに似てます。
ボルドーの白ワインに。
あと、特筆すべきは苦味、これなんと説明しよう。
グレープフルーツの皮のような、ぎゅっとした苦味があり、なんとも頼もしい。
ぐびぐび飲むというより、じっくり飲みたい白ワイン。
いいじゃないの!
ラベルがなにやら個性的なイラストだから、あまり味には期待してなかったけど、ちゃんと旨い。
キメ細かい味わいや、豊かな世界観まではいかないが、これで1600円ってのは上出来だ!
このホワイト・ゲリラってシリーズは、今日飲んだ「ベルデホ」以外に「シャルドネ」や「リースリング」など色々な品種の白ワインがあるみたい。
ちょっと他も飲んでみたい!
裏ラベルに書いてました。
葡萄品種によって、ラベルのキャラも違うようです。
なかなか個性的ですね。