ジャックダニエル・シングルバレルの特別限定品
ジミーベッドフォード・ファイナル・セレクションを飲みました。
目次
ジャックダニエル・シングルバレル・ジミー・ベッドフォード・セレクションについて
まず、ジャックダニエルについて
言わずと知れた、バーボンです。
厳密に言うと、バーボンとはケンタッキー州で作られないとバーボンと名乗れないので、テネシー州のジャックの場合は正確には「テネシーウィスキー」になります。
シングル・バレルについて
シングル・バレルとは、決まった樽のみを瓶詰めしたという意味です。
ウイスキーは、各樽によって、熟成の進み方や味わいが異なります。
通常の場合は、いくつかの樽をブレンドして味を調整するんですね。
僕らは、いつも同じジャック・ダニエルを飲んでるつもりですが、あれは「ブレンダー」と呼ばれる人が、いくつもの樽をブレンドしてバランス取ってるんです。
すごいっすね!ブレンダー!
「ファイナル・セレクション」とはっ!!
見よ!この細やかな説明入りの箱!
(今回、気合が入っとりますがな俺!)
そう、ファイナルセレクションとは、最後のセレクション。
これは、醸造責任者6代目のジミーベッドフォード氏が引退を前にして、最後の仕事として、選びぬいた樽を瓶詰めしたシングルバレルです。
超!超!超!限定品!
箱の後ろには、そのジミーベッドフォードさんの歴史が書かれています。
こういうの、いいですね!
引退前に、男が最後の仕事をする!
飲むほうも、気合が入ります!
僕の青春時代の味。
僕は18、いや間違えた(爆)20ぐらいからバーボンを飲んでます。
え?ジャックはバーボンじゃないって?
んー。じゃ、テネシーウイスキーで。
20代前半は、バーボンやテネシーウイスキーばかり飲んでいたので「お世話になりました」と感謝を込めて、この酒を飲みたい。
サンキュー!ジミー!
2008年にジミー氏は引退され、2009年にはお亡くなりになったと聞いてます。
40年間、ジャックダニエルを作り続けた、ジミーさん。
もうね、味なんかどうでもええわい!
(爆)
胸いっぱいですわ!
ファイナル・セレクションの感想
まあ、そういわず
酒ブログなんだから感想書こうか。
(笑)
味わいは、予想通り、どこまでも複雑で、どこまでもピュア。
味は細かく、コクも深いんだけど、どこを取っても、すっきり切り立っているんだ。
クセが無いとも言う。
曇りが無い、と言ったほうがいいかな。
クセのないジャックとも言える
ジャック・ダニエルって、コクは深いんだけど、もっさりしてんだよなー!って思ってる人は多いと思います。
この限定品に限っては、いつものジャックのコクの深さはそのままに、でも、もっさり感は無く、どこまでも綺麗な味わいです。
飲み方について
ロックかストレートで飲むのもいいし、ほんの少し加水して、常温で飲むのもいいと思います。
(ウイスキーは常温のストレートに少し水を加えると、香りが立ちます。)
貴重だからと言って、無理にストレートで飲む必要もないかなと。
ただし、ハイボール(炭酸割り)は、お勧めしません!
せっかくの限定品、それほど強くない方は、水割りでいいのではないでしょうか!
もし、このファイナルセレクションを持ってて、これをハイボールで飲むってやつは、俺が普通のジャックを5本あげるから、取り替えて下さい。
(笑)
歴代トップ10に入るぐらい旨いっす。
まーしかし、
これ飲めて良かったー!
僕が見つけたんじゃなくて、友達が貰ったらしくて、お声がかかったのだ。
友達「珍しいジャック手に入ったけど、飲・・・」
俺 「もちろん飲むよ!。今日?明日?」
相手が言い切る前に応える。
反射、早いよ!俺。
(笑)
この日は男3人で、心行くまでこのウイスキーを飲んだ。
いやー!ウイスキー好きな野郎が近くにいるっていいな。
しかも、2人ではなく3人もいる。
ん・・・でも俺の取り分が減るじゃねえか!
ま、いっか。
(笑)
ジミーベッドフォードさんって方は、醸造責任者のかたわら、自分の農場も持っていて、ハムとかも自分で作っていると何かで読みました。
生粋の職人だったんでしょうか。
世界中で売られている、いや売りまくってるウイスキーの醸造責任者が、フツーの農家のおっさんって感じは、かなり意外です。
もっとこう、超セレブ!って感じでも、ありなんですが。
ジャック・ダニエルという酒は、やっぱり他のバーボンとは違って、コクが一つ深いような気がします。
コクが深い、でも飲みやすい。
それは最初のレシピが優秀であったとも言えるし、何代にもわたって、それを守り続ける職人の努力のたまもの。
私は、常々思いますが、やっぱり、男に生まれたら、ウイスキーを飲んで欲しいです。
ウイスキーをわかる男であって欲しいです。
そんな、
くさいセリフを思ってしまう、ジャックダニエル・ジミーヘッドフォード・ファイナル・セレクション!
見つけたら、買いです。
(笑)
ひょっとすると、ただの限定品だと思って、ヤフオクとかに出るかもしれません。
偶然持ってて、「お、そうなのか?高く売れるかも」と、思ったヤツがいたら俺、嫌い。
親しい友人と共に、職人の最後の仕事を味わおう。
野郎の話ばっか書きましたが、もちろん、女性が飲んでも旨いです。
っつうか、女性のほうが解るかも。香りとか敏感だから。
ハッ!しまった!
ここまで書いて気が付いた。
こんな旨い酒、
カミさんに黙って飲んだのは
秘密にしておこう。。。