「明るい農村」
なんつう変わった名前。
芋焼酎のなかでも、かなり変わった名前ですよね。
芋焼酎・明るい農村について
もうね、時代を超越したラベルです。(笑)
これを造ってるのは、霧島町蒸留所。
間違えやすいのが「黒霧島」の霧島酒造では、ありません。
あ、あそこはもう名前が違うか。「霧島ホールディングス」。
そんな大会社とは、対比的な小さな蔵。
こちらは鹿児島県の霧島市にあるから、そのまま「霧島町醸造所」です。
歴史は古いっすよ!設立は1911年らしいですから!100年前!
むかーしに飲んだ記憶があり、ちょっと細部が思い出せないので、飲みなおしてみます。
明るい農村の感想
なかなか旨い!
香りというか、風味というか、
爽やかにザバー!と突き抜けます。
それでいて、アルコール感は丸いので、くいくい飲めちゃう。
「明るい農村」というなんとも、ほのぼの~としたネーミングだが
その「ほのぼの~」とした豊かな味わいあります。
やっぱこれ、いい焼酎だな!
初心者向き?玄人向き?
どっちなんだろ?と思うのが、初心者向きなのか?玄人好みなのか?
味わいとしては、風味は強いし濃厚なタイプなので、玄人好みかなーと思います。
ただ、旨味がしっかりしているので、初心者にへたな芋焼酎を勧めるより、こっちの方がいいんではないか?とも思ったり。
悪く言えば「野暮ったい」
まあ、見た目どおりというか、味わいも悪く言えば「野暮ったい」味です。(笑)
田舎の味噌汁、そんな感じ。
最近の芋焼酎は、減圧蒸留式を使ってフルーティーで飲みやすいタイプが多いのですが、こういうボッテリとした芋の旨味がある焼酎、大好きです。
一時期、人気が出てプレミアになりそうだったんですが、今のまま、造り続けてほしいなーと願います。
究極の湯割りがしたい。
そういや!この明るい農村を作ってる霧島町醸造所は、ミネラル・ウォーターも売ってんでさ。
おそらく!それでお湯割り作ったら旨いだろうなあ。(笑)
気づいたのが買った後なので、また今度やってみます。
味わい濃厚なんで、飲み方は、ロックでもお湯割りでもオススメです。
あっという間に四合終了。
「明るい農村」は、きっと「実り豊かな農村」なんだろーなー、と思える味わい。
ラベルが古めかしくて、買うのをためらう人いると思うんですが、これ、焼酎が好きなら買いだと思います。
720mlじゃなくて、一升瓶買えば良かったかなー。
この焼酎の一升瓶かついで「おい玄さん!酒飲むベー」とか言って友達のところに乗り込みたい(笑)
明るい農村 特徴やその他の情報
- 蔵元:霧島町醸造所
- 場所:鹿児島県霧島市
- 原材料:さつま芋、芋麹
- 蒸留方式:常圧蒸留
- 使用麹:白麹
- アルコール度:25度
- 予想価格:2600円(1800ml)/1300円(720ml)
- おすすめの飲み方:お湯割り・ロック・水割り