前回飲んだときは、それほど旨くなく・・・
いや、はっきり言うと、クソ不味かった。(爆)
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オルヴァル ベルギービールだよね?
「オルヴァル」(OLVAL) というビールを飲んだ感想です。 ベルギーのトラピストビールの一つ。 ト ...
それをこのブログに書いたところ「オルヴァルは、ごくごくたまに、外れがある」との事。
僕のブロともさん達も旨いと言っていたし、いつか飲み直そうと思っていたビール。
オルヴァルについて
ベルギーのオルヴァル修道院で造られるビールです。
トラピスト・ビールと言って「トラピスト会」という修道院で造られているビール。
全世界に11箇所あります。ベルギーには6箇所。
最も有名なとこで言うと「シメイ」が有名かな。
それにしても、このビール「オーバル」と読むのか「オルヴァル」と読むのか、いまだにワカラン
(苦笑)
ベルギーって、ベルギー語じゃないっすよね確か。
オランダ語だっけ、フランス語だっけ?
誰か、「ORVAL」の正しい読み方を教えて。
オルヴァルの特徴
オルヴァルには、2つの大きな特徴があります。
- カラメルモルト
- ドライホッピング
カラメルモルトとは?
焙煎した麦芽を使ったビールです。
香りが、字のごとくカラメルのような香りが付きます。
また色合いも濃く、味わいも濃厚な物になりやすい。
ドライホッピングとは?
二度にわたってホップを付けます。
一回目は麦芽を煮る時、二回目は発酵時。
ビールの香りと苦味というのは、このホップから来ているので、ドライホッピングはひじょうに風味の強いビールになります。
魚のマークって何なの?
瓶に付いてる、なんとも粗雑な魚が気になる所です。
イルカなの?と思ったら違いました。
マチルド・トスカニー伯爵夫人って人が、亡き夫の形見である結婚指輪を泉に落っことしたんだそうな。
「ああ!マリア様!指輪が返ってきたら、私はここに修道院を建てます!」
って、祈ったら、鱒(ます)が指輪を加えて「そいっ!」と戻ってきたんだそうな。
「なんて事!この地はまさに、金色(OL)の谷(VAL)ね!」
と言ったのが、オルヴァル修道院の由来なんだってさ。
・・・まあ、言いたいことがある人もいるだろうが、そこは大人として振る舞おう。
ここを考えると、名前は「オルヴァル」と読むのが正しいのかな。
カノッサの屈辱と繋がった!
それより、マチルド・トスカニー伯爵夫人ってのは「カノッサの屈辱」のマチルドでいいみたい。
という事は、このビール、かなりベルギーでは知名度あるんではないか?と推察します。
無理やり日本で例えると、忠臣蔵を祀ってる赤穂大石神社が造った日本酒、みたいなもんです。
あんま悪くいうと、ベルギー人を敵に回しそうです。
俺、こないだマズイって言っちゃったよ。(苦笑)
よし、もう一度。
オルヴァルの感想
おお!
旨ぇ!
コク深し!味わい深し!
こいつぁ、グっとくるビールだぜい。
この前の、あの不味さは一体なんなんだ!
なんなんだ!
そう叫んでしまうほど、味が違う。
すげー力強さと複雑さ
香りも強いし、飲み終えたあとに残る風味も強い。
コクも強い、味わいも強い。
全部が強いのですが、妙に口当たりはまろやかで。
なんとも説明しずらい!
赤ワイン、ハードリカーが飲める人には、安心しておすすめ!
かなり味わいが濃厚なので、お酒を飲みなれた人のほうが、おすすめです。
「チューハイとか、カクテルなら、ちょびっと飲めます!」という人には勧めないほうが良いかと。
赤ワインとか、ウイスキーを飲んでてビールを軽んじているヤローには、ぶつけたい一品。
あと、アサヒのドライが好きな人に、これ合うんだろうか?と疑問。味の方向性、真逆。
完全に前回の評価と反対になりましたが、オルヴァル!こいつはただもんじゃねえっすわ。
オルヴァル 特徴やその他の情報
- 醸造元:オルヴァル修道院
- 生産国:ベルギー
- 原材料:麦芽、ホップ
- タイプ:エール・トラピストビール
- アルコール度:6.2度
- 予想価格:600円(330ml)