日本酒について語る。

日本酒ツウの後輩を懲らしめたった(笑)

投稿日:2014年3月8日 更新日:

日本酒の飲み比べ、6種類をブラインド・ティスティングした話です。

 

事の発端は、僕の後輩A。

A「井本さ~ん、獺祭、手に入んないっすか~」

と聞いてきた。

 

この後輩A、ここ数年で日本酒にハマっているのだが、久保田、獺祭、盾野川、といったフルーティー系がお気に入りだ。

ちなみに、ウチにはどれも置いてない。(爆)

A「獺祭がどこもないんですよ~」

(確かに、獺祭は最近、品薄で大変だと聞く。)

私「お前ね、くそ田舎の小さなウチの店に獺祭があると思うか?」

A「確かにそうなんですけど~」

(確かにって、ちょっと失礼なヤツ!)

私「無いなら、違うの飲みゃいいじゃん」

A「いや、僕は純米大吟醸がいいんっすよ」

私「ん?どこの蔵も純米大吟醸は作ってるぞ」

A「あ、そうなんっすか」

(こういう勘違いをする人、けっこういます。)

 

私「いろいろあるぞ新潟でもいいし、岡山だってあるし」

A「あ、岡山はちょっと・・・」

カッチ~ン!

出た、岡山県民の一部にある妙な地元嫌い。

これを「岡山自虐酒観」という。(爆)

私「お前、岡山の何飲んだの?」

A「えっと、○○とか」

私「おい、それ本醸造じゃねえか?」

A「???」

・・・だめだコイツ。根本的にわかってない。

どうにかせねば。

よし、いっちょ飲み会するか!

 

と、こんな経緯があり、どうせなら、色々と飲み比べようと、後輩Aの友人や、私の友人も呼び6人で、各自が1本買ってきた酒を比べる事にした。

銘柄を隠し、1位から、6位まで付ける。

ワインなどでよくある「ブラインド・テイスティング」ってやつです。

 

日本酒飲み比べ1

今回は「純米吟醸」で統一しようとしたのですが・・・集まった酒は以下の6品

  • 久保田・紅寿
  • 八海山・純米吟醸
  • 会津中将・純米吟醸
  • 眞稜・純米大吟醸
  • 日置桜・純米吟醸「強力」
  • 桃の里・純米・本格辛口

だはは!私は、「桃の里」の純米吟醸が持って行きたかったのだが、現在、蔵元が品切れのため、しょうがなく純米に。

でも、桃の里は純米でも香りが強いので、いい勝負になるのではないか?と予想。

 

んで、お初にお目にかかった後輩Aの友達F君。

F君が持ってきたのが「眞稜」(しんりょう)

これ、私は知らなくて。

新潟は佐渡島のお酒だそうです。

っつうか、大吟醸って反則じゃね?(笑)

純米吟醸でって事前に言ったじゃん!

私は純米だけど(笑)

日本酒飲み比べ2

飲み比べするのなら、ホントは、同じ形の盃がいいです。(苦笑)

 

さあさあ!

自称、日本酒ツウの後輩A君、いってみよ!

後輩A「オレ、久保田は解りますよ。けっこう飲んだんで。」

はいはい。いいから飲みなさい。

後輩A「あ、これウマーイ!・・・あ、これ多分」

(うるさい後輩です。)

しかし3番目あたりから、

後輩A「ちょっと、さっきの戻ってもいいですか?」

どうぞどうぞ。

A君が、だんだん悩み始めました。

6番目を終えたころには、

後輩A「・・・」

黙っちゃったよ(笑)

そして悩んで叫ぶ。

後輩A「ぜんっぜん、わかんねえ!」

わかんなくして飲むから、ブラインドの意味があんの!

後輩A「久保田わからーん!」

私「だから!久保田を探せ、じゃねえんだっての!」

 

やかましい後輩は放っておいて、

私も飲む。

・・・やべぇ、私もわかんねぇ。(爆)

まあしかし、どれも旨いです!

これに順位を付けるのは難しい!!

もうほんと、紙一重!

 

どれが一位でも、おかしくない。

言うならば、ピンクレディーのミーちゃんとケイちゃん、どっち好き?

っていうなら考えやすいですが

マナカナどっち好き?

って聞かれるぐらい、微妙な差です。(笑)

 

さてさて、6人全員、うんうん悩みながらランキングを付け、銘柄合わせです!

6人それぞれ書くと面倒なので、省きます。

とりあえず後輩A!順位はこちら!

  • 1位:桃の里・純米・本格辛口
  • 2位:会津中将・純米吟醸
  • 3位:久保田・紅寿
  • 4位:眞稜・純米大吟醸
  • 5位:八海山・純米吟醸
  • 6位:日置桜・純米吟醸「強力」

後輩A「ううっそ!」

がはは!かかったな!たわけ!

これ、実は、予想していた通りです。

飲み比べをすると、濃醇なタイプ(酸味も甘味もあるタイプ)このタイプは強いんです。

甘味は、旨味と直結しますし、濃厚な味わいが強い。

まったく、ミーハーな後輩くん、わかったかね!岡山の酒もあなどれないんだぞ!

 

6人全員のランキングを総合すると・・・

  • 1位:会津中将・純米吟醸
  • 2位:桃の里・純米・本格辛口
  • 3位:眞稜・純米大吟醸
  • 4位:久保田・紅寿
  • 5位:日置桜・純米吟醸強力
  • 6位:八海山・純米吟醸

福島の会津中将が全員、1位か2位に入っていました。

そして桃の里、純米酒のくせに強え(笑)

 

ちなみに、私のランキングはこうでした。

  • 1位:眞稜
  • 2位:会津中将
  • 3位:桃の里
  • 4位:久保田
  • 5位:日置桜
  • 6位:八海山

ありゃ!ひ、日置が・・・

僕は日置桜のような、しっかりした日本酒が大好きなので、日置が一番だろうと思っていたのですが、こうなりました。

そして一位を付けていた眞稜!こいつ好きです。

ぜったい店に入れてやろ。(笑)

これを持ってきた後輩の友人F君、やりますねぇ。

 

なかなか面白かった日本酒のブラインド・テイスティング。

これで、後輩Aも、少しはわかってくれたでしょう。

A「わかりましたよ。これからは桃の里っすね!」

私「そうじゃねえよ!」

偏見無くいろいろ飲めって言いたいの!このバカチンが!

 

いやもう、私のおバカな後輩は放っておきましょう。

今回言いたかったのが何が一番ウマイ、とかじゃなくて基本、旨い酒ってのは、差が微妙で思い込みの要素も強いんだよって事でした。

だから、一位の会津中将が一番うまいって事でもなく、6位の八海山が逆にまずいってワケでもないです。

季節によって、はまる味わいもありますし

(夏はスッキリ系が、冬はコッテリ系が)

飲む時の温度でも、順位は変わると思います。

(ガンガンに冷やすとキレのある八海山が順位上がりそう)

 

星の数ほどある日本酒、ぜひ色々飲んで下さい!

どの県にも、知られていない名酒の一つや二つ、あります!

 

まずは、自分の住んでいるトコの地酒を探して欲しいと思います。

 

いやしかし、ランキングなんて意味ない、と言いながら、私の大好きな日置が負けたのが悔やまれる。

むむむ。

悔しくて寝れーん!

 

レクタングル大

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