「真稜」(しんりょう)
という、新潟は佐渡島の日本酒です。
6人で6種類の日本酒を飲み比べた際、僕だけ、一位にこいつを挙げた。(笑)
(過去記事: 日本酒ツウの後輩を懲らしめたった(笑))
けっこう日本酒は飲んでるつもりですが、まだまだ知らない蔵、あります!
佐渡島・・・と言えば・・・隠し金山ぐらいしか、思いつかない俺。
(そうですよ、桃鉄ですよ。~笑)
小さな島だと思ってたら、いっぱい蔵があるんですねっ!
- 北雪酒造
- 尾畑酒造(真野鶴)
- 天領盃酒造、
- 逸見酒造(真稜)
- 佐渡銘醸
- 菊波酒造
他のサイトで「7つ蔵がある」と書かれていたのですが、あと一つ、わからず。
意外と日本酒天国じゃないですか!佐渡!
それとも、佐渡は新潟県だから、蔵が多いのは当たり前なのか?
この中で「北雪」は昔に飲んだ記憶があります。他は飲んだ事ありません。と!思ったら!飲んでた、逸見酒造!
「至」という銘柄を飲んでました。
(過去記事:純米吟醸 至(いたる)まずまずかなっ!)
真稜はお初~♪と思ってたのに・・・
完璧に忘れてたなー!
しかも、「至」(いたる)という酒の評価が「まあまあ」と言っている。ワタクシが。(笑)
でも、こっちは旨かった!
純米!
大!吟!穣!
僕がこれ、気に入ったのは、とにかく
力づよい!
辛口とも言えるのですが、ん~、なんというか、ぐっとくる飲み応えが、イイ!
通常、純米大吟醸とくれば、吟醸香と、サラッサラというか、ツルッツル、みたいなクリアな味わい。
それが、真稜の純米大吟醸は、吟醸らしい香りはありますが、口にふくむと、ギュギュ!っと太い感じが来ます。
のど越しは、武士に、セリャー!とぶった切られた爽快感のようです。
「ヤラレター!本間めー」とか叫ぶと雰囲気でそうです。(笑)
訳ワカラン説明じゃなく、違う方向から説明すると(笑)
「冬の日本海で鍛え上げた!」って感じの酒です。
身体を鍛える時の「鍛える」というのは、刀鍛冶が日本刀を叩いて作る「鍛錬」から来てますが、この酒、鍛錬されてます!
「洗練」ではない。これは「鍛錬」された酒だと言いたい。
ってやっぱり武士のイメージから離れられない(笑)
違う人で例えると、ゴットファーザーⅡの頃の「アル・パチーノ」って感じでしょうか?
キレッキレの演技と力強さ、でも、スマート。
そんな感じです。
ただ、力強さというのは、アルコール感が強いとも言え、あまり、お酒が強くない方には向いてないかもしれない。
僕てきには真稜・純米大吟醸!大好きです!
追記
これを飲んで、一ヶ月ぐらい経った時、冷蔵庫ではなく、戸棚にある焼酎たちの中にコイツを発見!
なぜか間違って、焼酎を置いている、リビングの戸棚に入れたみたいです。
もう壊れてるだろうな~と思って飲んだら、少し、味が丸くはなってましたが、
ピンピンしてました。(笑)
香りも味わいも崩れてないっ!
なんつぅ、強さなんだ!お前は。
別に、常温で置いて崩れない酒が良いワケではないが、あまりの頑丈さに感動したっていうより
あきれた。(笑)
純米大吟醸は、冷蔵庫で保存しましょう。(笑)