梅乃宿。
奈良県の葛城市にある、けっこう大手の日本酒蔵です。
飲んだのは、純米酒・温。
梅乃宿の純米酒は、「純米三酒」というシリーズがあって、吟・辛・温と三種類あります。
純米三酒シリーズ
それぞれが、どんな特徴かと言うと・・・
- 吟=純米大吟醸
- 辛=純米吟醸
- 温=特別純米
吟は純米第吟醸なんですが、めちゃくちゃコストパフォーマンスいいです。
一升2500円ですから。
せっかくなんで、おおよその値段を並べときますか。
- 吟=純米大吟醸:1800ml 2500円 720ml 1250円
- 辛=純米吟醸:1800ml 2200円 720ml 1150円
- 温=特別純米:1800ml 1900円 720ml 950円
んね!コスパいいでしょ!
こういうコスパが良いのは大手のいいトコ。
なかなか地方の小さい蔵だと無理な値段です。
奈良県民の日本酒ツウからは「ああ、あれね」と白けられるメジャー銘柄なのか?それとも安心して買える定番なのか?奈良県民と知り合えた時に聞いてみます。
んで!今日飲むのは「温」。
温と言うからには、燗向きなんじゃないか?と思います。
では、飲んでみましょう!
梅乃宿・純米酒・温の感想
あれれ?と思ったのが、悪くはないんですが、ちょっと、盃が重い。
「盃が重い」とは僕が良く使う表現ですが、不味くは無いのですが、若干、飲みにくさがあって
盃が、なかなか進まない感じです。
やや辛目な味わいで、苦味もあり太い飲み応え。
やっぱ燗向きです。
そしてやはり、燗に付けると、味が膨らみます。
まさに「温」と付けるに相応しい。
日本酒好きの人は、こうやって「燗に向いてる、向いてない」って話をするんですが、これは燗にすると味が膨らんだり、または逆に引き締まってくる酒を「燗向き」と言ってます。
なぜか不思議なんですが、燗向きの酒は、東より西の酒のほうが多い傾向にあります。
僕は燗でも冷やでも、どちらも好きです。
でもなんででしょー!
なんか飲みづらい部分があります。
梅乃宿ってこんな感じだったかなー?
どっしりした酒が好きなワタクシですが、どうも、しっくりきません。
う~む・・・
もうちょい、キレがあると変わるのかなー?
なんか、惜しい!って感じです。
悪い酒では無いので、また何かの機会にチャレンジしてみたいですね。
梅乃宿・純米酒・温 特徴やその他の情報
- 蔵元:梅乃宿酒造株式会社
- 使用米:山田錦アケボノ
- 精米歩合:60%
- アルコール度:15度
- 日本酒度:+2
- 酸度:1.6