【ワイン40本斬り】
赤ワインに白ワイン、激安から高級まで適当に選び
ひたすら40本飲んで、何%旨いのか試します。
もっか、12連敗。
1勝12敗というヒドさ。
(苦笑)
ワイン40本斬りという、企画自体が間違ってんじゃねえか?と思う今日この頃。
14本目。
コスティエール・ド・ニーム・シャトー・サンベネゼ2009
「コスティエール・ドニーム」というAOC規格(表記できる決められた地名)
そんなとこ、あったっけ?と思われる往年のフランスワイン・マニアはいるかもしれません。
それもそのはず、これ、ラングドックです。
なんだよー、ラングドックかよー、とこれまた昔の人は言うかも。
一昔前は、ラングドックと言えば、フランスの安いワインを造る産地で有名だったんです。
ランクアップしました。
AOC規格と言うのは、早い話ランクです。
ラングドックで造られたワインは、地名を名乗れなかったのですが、1986年に昇格し、晴れてラベルに地名を書けるようになったんです。
フランスって、ワインの国だけあって、勝手にラベルに何かを書いちゃいけないんですね。
それに比べると、日本酒は何でも書けますよね。
ちょっと見習って欲しいです。
シャトー・サンベネゼの感想
おー!
そんなに期待してなかったのに、いいじゃない!
やっとこさ、旨いと言えるワインが来ました。
綺麗な味わいで、渋みと酸味のバランスも良い。
香りも華やか。
も一つ個性があれば、良いのですが、まあ、これは旨いでいいでしょう!
「ウメー!」と絶叫するほどではないが、これを不味いに分類するのも、おかしい。
「うんうん。美味しいね。いんじゃない。」
そんな感じです。
旨さはバランスでもある、という良い見本
とりたてて個性は無いのですが、旨い。
これ、バランスの良さだと思います。
渋味が強いわけじゃないし、ブドウ感とかボリュームも弱め。
でも、全体としてバランスが取れてるから、うまい。
ラングドック=安ワイン、というイメージは未だにあるでしょうが、このままの路線で、レベルアップして欲しいなーと思います。
(どこから目線やねん)
サンベネゼ!
うまいに分類!
その他の特徴や情報
コスティエール・ド・ニーム・シャトー・サンベネゼ2009
産地:フランス、ラングドック
ランク:ACコスティエール・ド・ニーム
タイプ:赤、ミディアム
葡萄品種:シラー、グルナッシュ
予想価格:1400円