【ワイン40本斬り】
赤ワインに白ワイン、激安から高級まで
ひたすら40本飲んで、何%旨いのか試します。
36本目。今日飲んだワインは・・・
パヌール・カベルネ・ソーヴィニヨン・2012
チリの赤ワインです。
値段も手頃で1000円ほどで買えると思います。
チリ・ワインは、めったに飲まないのですが、ワイン40種類飲む中で、ヨーロッパばかりになるのもどうかと思いまして。
よーし!では行ってみよ!
パヌール・カベルネの感想
ありゃ?
悪くないけど、ちょっと薄いかなー。
薄い、というのも違うのかな。
ライト・ボディでも、旨い物は旨いですしね。
カベルネの何かが少し、足りないんでしょう。
何かちょっと足りない。
値段を考えると、まずまずの良品なんですが
といって、旨いとは言えない。
大ワイナリーゆえの大味さか?と思ったら小ワイナリー
日本まで輸出できる力を持ったワイナリー、それも千円を切る価格で出せるって事は・・・
大量生産っすよね!
そういう大量生産ゆえの大味になっちゃうんじゃないかと。
そんな事を思いながら、この会社のホームページを見ると・・・
ありゃりゃ、小さかった。(苦笑)
これを作ってるエラスリス社(Errazuriz Ovalle Family)
作付面積が19.3ヘクタール。
おお、小せえ!
僕の基準では、100ヘクタール以下は小さめだと思ってます。
と、言っても日本の小さい酒蔵みたいな規模じゃあないですよ。
それなりの規模はあります。
1ヘクタールが1万平方メートル=100m×100m。
農地で考えれば、個人でも所有してるぐらいの大きさ。
100ヘクタール=1km×1km、ですわ。
片道1キロの畑を持ってたら、けっこうな会社だと思いません?
ちなみに、「サンライズ」という赤ワインを飲んだ事ある方は多いはず。
それを作ってる、チリNO1大手、コン・チャイトロ社は・・・
9000ヘクタール!でかい!
小さいのに大味なのね?
エラスリス社はけっこう小さいワイナリーなのに、大味でした。
なんでだろ?
うがった見方をするけど、がんばって低価格にしすぎなんじゃなかろうか?
うーん、なんだか、そんな経営努力が見え隠れします。
でも、今回は40本の味比べなんで正確に評価しないと。
しょうがない、
不味いに分類しましょう。
おお、これで6本連続、不味いになった。
(苦笑)
その他の特徴や情報
パヌール・カベルネソーヴィニヨン
- 生産国:チリ
- タイプ:赤、ミディアムボディ
- 葡萄品種:カベルソーヴィニヨン100%
- 予想価格900円前後
同じ名前で、まったく価格の違うワインが多数あります。
今回のこれは、おそらくこのワイナリーで一番安いやつ。
ここのワインは、高価格品も低価格品も、名前一緒みたいです。
買われる時は、ラベルの柄で見分けるしかないですね。
こいつの上位のワインを飲みたいなー。
正直、今回のワインだと、ここのワイナリーの評価はできへん。
ま、安いの買った俺が悪い。(苦笑)