【ワイン40本斬り】
赤ワインに白ワイン、激安から高級まで、ひたすら40本飲んで、何%旨いのか試します。
ラスト2本!39本目!
ブルーナン・アイスワイン2006
ドイツの甘口ワインです。
ドイツなんで、ドイツ語的に言うと アイス”ヴァイン”と言った方が正しいのかもしれません。
振り返ると、40本中にドイツワインが一本も無かったので、どうせなら、と思って、ちと高級なやつにしました。
お値段、少々お高め、5000円。(笑)
これで外したら、落ち込むぜ!
ではいざ!
ブルーナン・アイスワインの感想
おー!旨い!
そして
甘い!(笑)
いやもう、アイスワインなんで、めちゃんこ甘いです。香りは、もはやハチミツに近いです。
甘いのですが、林檎のような酸味があり、べたつく甘さではないです。
あと、密度がすごい。みっちり旨さが詰まってます。
さすがアイスワイン。この密度の濃さを、なんて伝えるか・・・
ん~と、ジュースに例えると、HI-Cオレンジが普通の白ワインだとするとミニッツメイドぐらい、このアイスワインは濃厚です。
薀蓄(ウンチク)って読むほうも書くほうも、それほど面白くないんですが(爆)「アイスワイン」について書いておきます。
アイスワインとは

ざっくり言うと、秋に葡萄を収穫せず、冬まで待ちます。 そして葡萄が凍結してから、収穫!すると、果汁が凝縮され、糖度の高いワインが造れるってワケです。ドイツ、ハンガリー、カナダあたりで主に造られてます。その年の葡萄の出来具合や、気候にかなり左右されるため、毎年必ず作れるという物でもなくかなり高級品です。
やや大味では、ある。
さて、このブルーナン・アイスワインですがドイツのアイスワインの中で比べると、少し大味のほうになると思います。
ブルーナン社って大手なんで。
大手のワインだと、小さいワイナリーに比べ、大味になっちゃいますが逆に、安定感はあるので、ド外れなワインに当たる事は少ないです。
日本でも「マドンナ」というドイツワインが一番有名ですが、あれの次に、ブルーナンが有名だと思います。
あまりに大味だとどうしよう?と、少し心配してたのですが、心配御無用!めっさ旨いっすわ!(笑)
アイスワイン飲んだ事ない人には、こいつおすすめ!
アイスワインって飲んだ事ないわー、って方は、このブルーナンなんかは、入り口としては最高なんじゃないでしょうか!
ただ、甘いお酒が飲めない方は、ぜったい!無理です!(笑)
あと、実店舗などでも、ちょくちょく説明するのですが、甘口のワインが飲める人なら、ちと高級ですがアイスワインや、貴腐ワインといったものを一度は飲んでみるのをオススメしてます。
なんでかというと、「なぜ高級か?」というのが、解りやすいです。
千円の赤ワインと5千円の赤ワインの違いってワインに詳しくないと、ピンと来ないかもしれないのですが、甘口の白ワインは価格差やランクの違いが、解り易い。
と、言うことは、なにが楽しいかって贅沢感に、ひたれます!(笑)
贅沢な時間。
かくいう私も、普段飲むワインは、1500円ぐらいなので、今日は、贅沢感がすごい。
なんていうんでしょうね。普段、せんべい布団で寝てるやつが、いきなりフカフカのベッドで寝るようなもんです。
これであとは、ツマミにキャビアのカナッペでもあれば最高なんだが・・・そこまで行くと贅沢しすぎか?(苦笑)
実際のところ、アイスワインってかなり濃厚なので、合わせる食事、ツマミは難しいです。
アイスワインは、よく「デザートワイン」と言われますが、かといって、私は、デザートに飲みたくない。だって!最後に飲んだら味が解らなくなるジャン!旨いワインなら、最初に飲みたい。
すごい酒に強い方で、食事をしながら赤ワイン一本飲んで、デザートにアイスワイン、なんて人ならいいのですが、そこまで酒が強くない方は、最初から飲んじゃいましょう!
食事は、かなり濃厚な味の物がいいです。
普段のご飯で言うと、煮込みハンバーグとか。
白身魚のムニエルをカレーソースで、とか。
あ!サワークリームを使った料理は、基本、甘口の白ワインに合います!
いやー!しかし旨い!単純明快に旨い!
39本目
ブルーナン・アイスワイン!
旨いに分類します!
その他の特徴や情報
ブルーナン・アイスワイン2006
- BluenanEiswein
- 生産地:ドイツ、ラインヘッセン
- 葡萄品種:リースリング100%
- ランク:アイスヴァイン
- タイプ:白、極甘口
- 予想価格:5000円