今日は久々にビールの感想を書いてみます。
ドイツのビールです。
目次
フランツィスカーナー・ヘーフェ・ヴァイスビールについて
ドイツはミュンヘンの「フランツィスカーナー醸造所」というとこが造ってるビールです。
ラベルに修道僧みたいな絵が書かれてるので、修道院ビールなのか!と思ったんですが、違いました(苦笑)
修道院の近くに醸造所があるらしいです。まぎらわしい!
修道院とビールについて
クラフトビール初心者の方に向けて、ざっくり解説すると、ヨーロッパのクラフトビールを探求すると修道院との関係にびっくりします。
向こうは、ビール造ってる修道院があるんですわ。
そして、それがまた旨かったりします。
おそらく「シメイビール」とか見たことないでしょうか?あれはベルギーの修道院で造られたビールです。
・・・で、今回はその修道院ビールでは、ないです。(苦笑)
ヘーフェ・ヴァイスビールについて
外国産クラフトビールの商品名は「醸造所+製法」が一般的です。
日本のビールはネーミングに凝りますよね。「スーパードライ」は何が「超乾いてる」のか解りませんし、「プレミアム・モルツ」は「高級な麦芽」って何?って感じですが海外では、そういうネーミングはあまりありません。(日本がアカンとも思いませんが)
裏ラベルの商品名を一個づつググれば、製法は簡単に解るのでお試しあれ!
この場合だと・・・
- ヘーフェ:無濾過
- ヴァイスビール:白ビール
という事が解ります。
製法が解かったところで「無濾過だから旨い」という事でもなく、「白ビールだから旨い」という事でもないので、あくまで話のタネに。
あと、クラフトビールの用語は国によって微妙に規定が違うので、あんまり熱心に追いかけるとワケわかんなくなります。
そのへんは適当に行きましょう!(笑)
では飲んでみよっ!
フランツィスカーナー・ヘーフェ・ヴァイスビアの感想
お、なるほど。
こいつ、
すげーバランスいい!
どっしり!とまでは行かないが、コクがある。
フルーティー!とまでは行かないが、香り高い。
クリーミー!とまで行かないが、泡はきめ細やか。
天才タイプというより秀才タイプか。
まるで、物理100点!とか取るような天才ではなく、全教科80点以上取るような秀才タイプです。
クラフトビール入門編として、最適なんじゃなかろうか。
白ビール入門編としても秀逸。
白ビールって、ヨーグルトのような香りがする物やバナナっぽい香りがする物など、独特なので取っ付きにくかったりします。
でも、このビールはそこまで強い香りではないので、万人向けだと思います。
ただし、コクや苦味もきっちりあるので、「ビール好き」が飲むビールだとも思います。
白ビール、フルーティー、女性向け、みたいなイメージの味わいでは無いです。
ドイツビール、やっぱすごいね。
ヨーロッパに行かれた事がある方は、向こうのコーヒーだったり、パンだったり、日本のものと何か違う。って思った事ないですか?
ドイツビールも同じで、やっぱり日本のビールと根本的に違う。
日本でも小さなビール醸造所ができ始めているのですが、ここまで完成度は高くない。
そんな事を思ってたら、このフランツィスカーナーという醸造所、設立が1363年なのか!
古っ!
なるほど。これは一朝一夕に追いつくものではないのかもしれません。
飲む前は「仰々しいラベルだなぁ」なんて思ってたんですが、なるほど、その重みはありますね。
さーせん!軽く見てました!
ドイツビールの種類「ヘーフェヴァイツェン」についての解説も書いてみました。
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