日本酒について語る。

日本酒はどのグラスが旨いの?備前焼からワイングラスまで徹底比較!

投稿日:2018年5月6日 更新日:

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日本酒とグラス

最近、「日本酒をワイングラスってどうなん?」みたいな記事を書きました。

偉そうに語るほど、違いが解ってんの?と自分でも思ったので、試してみました。

日本酒を6種類のグラスで飲み比べ

日本酒と6種類のグラス

6種類のグラスを用意しました。

あんまり多いと、ワケわかんなくなりそうなので今回は6種。(苦笑)

左から順に、

  • 青磁の平盃
  • 備前焼のお猪口
  • ガラスの高杯
  • 切子グラス
  • 200円のワイングラス
  • 4000円のワイングラス

飲むお酒は、純米無濾過生原酒です。

火入れの酒にすると、備前焼に有利っぽい。

純米大吟醸だと、ワイングラスが有利っぽい、とか考えて、純米の生原酒に。

純米無濾過生原酒

しかし、世の中の実験で、酒の実験ほど面白い物はない!と思います。

なんせ、飲むだけですからね!(笑)

では、順に行ってみます!

青磁の平盃

青磁の平盃

さて、トップバッターは青磁の平盃。

往年の赤ヘル打線だと、緒方です。

ここから正田、野村と続くわけですね。

 

いや、そんな話より、これ、「青磁」と思ってるんですが、違うかもしれん。

ワタクシ、酒はそこそこ詳しいのですが、陶器とかそんなに詳しくない。(爆)

ミス・リードがあれば、ご指南お願いします。

 

青磁で飲んだ感想

うむうむ。

あの、見た感じのままです。

なめらか!

つるっ!と入りますね。

香りは、ちょっと弱いかなぁと思います。

細かい味は、ここから比べていかないと解らないです。

この酒自体は、中辛かな?

備前焼のお猪口

備前焼のお猪口と日本酒

やっぱり、日本酒を飲むなら備前焼!

そうっすよねー!お父さん!

 

おお!そうなるか!と思ったのが、苦味が強い!

青磁の平盃では感じなかった「苦味」を感じます。

そして香り・・・

ぜんぜん来ねえ!(苦笑)

備前焼って、こんなに香りこないの?

ガラスの高杯

ガラスの高杯と日本酒

高杯、脚付きの器のことを高杯(たかつき)と呼びます。

備前焼に比べると、香りが立ちます。

ですが、味が・・・

今まで感じてた、甘みや酸味が弱いのかな。平坦な感じ。

切子グラス

切子グラスと日本酒

切子グラス!

長細い形をしてるので、これも香りは立ちます。

意外と味わいは来ない。

これでビール飲むの好きなんですけどねぇ。

200円のワイングラス

200円のワイングラスと日本酒

200円のワイングラス。

100均ショップで買ったやつです。

 

おー!

やっぱワイングラスは香りが来ますねー!

ここにきて、始めて「パイナップル」のような香りが来ました。

ただ、今まであった「甘味」がどこか行っちゃいました。

4000円のワイングラス

4000円のワイングラスと日本酒

4000円ぐらいした、少々高いワイングラスです。

 

あら?香り、200円のワイングラスのほうが若干強いかも。なんで?

しかし、甘味は復活!

まろやかさは、200円の物とは比べ物にならないほど、あります!

 

6種のグラスを表にまとめてみる

比較しにくいので、表にまとめてみます。

◎、○、△、×、で表します。

その後、色を変えて各解説するんで、まず、ざっと見て下さい。

青磁
平盃
備前焼
お猪口
ガラス
高杯
切子
グラス
200円
ワイン
4千円
ワイン
香り ×
苦味
酸味
甘味 ×
口当たり ×
飲み易さ

 

旨いか、まずいか、で言うと 

まずいってワケじゃないんですが、あきらかに、他より劣っている2つがありました。

ガラス高杯と、200円ワイングラスです。

そこ、色を変えてもう一度表示します。

青磁
平盃
備前焼
お猪口
ガラス
高杯
切子
グラス
200円
ワイン
4千円
ワイン
香り ×
苦味
酸味
甘味 ×
口当たり ×
飲み易さ

ガラスの高杯は、他のグラスに比べて、なんにも特徴が無い!って感じです。

可もなく、不可もない。

見た目はいいんですけどねぇ。

ガラスの高杯と日本酒

 

200円のワイングラスは、なぜか香りは一番強く感じました。

ただ、味わいが酸味以外が、極端に弱い。

200円のワイングラスと日本酒

 

それで、ここでハッ!と気づいたのが、この2つって結局・・・

安いグラスじゃん!

って事です。

 

ガラスの高杯は、350円ぐらいだったと思います。

ワイングラスは200円。

他のグラスより、値段の桁が一個少ない。

グラスの種類うんぬん、ってより値段かよ!っていう自分でもビックリな感想。

 

一番合うグラスはどれ?

この酒を飲むにあたり、一番旨かったのはどれか?

青磁の平盃と、4000円のワイングラスです。

色変えて、も一度表出しますよ!

青磁
平盃
備前焼
お猪口
ガラス
高杯
切子
グラス
200円
ワイン
4千円
ワイン
香り ×
苦味
酸味
甘味 ×
口当たり ×
飲み易さ

青磁平盃と、4000円のワイングラス。

これは、方向性が完全に違うんで、どっちが旨いか?は決めきれませんでした。

青磁の平盃

青磁の平盃は、ほんとにまろやか。

甘味と旨味がダントツで感じられました。

 

日本酒が入ったワイングラス

ワイングラス、やっぱり香りを嗅ぐには便利!

ん?ここで、ちょっと待てよ・・・と思ったのが、

香りが弱い日本酒にはどうなん?

 

不気味な存在、切子グラス。

切子グラスと日本酒

切子グラスが、どう判断するか、難しい所です。

香りや味など、特にプラスに働くことは無さそうです。

ただ、飲みやすさ、ナンバーワン!!

この長細い形が、そうさせるのかな?と思います。

クセが無く飲める、という点では一番優れてるのか。

 

切子グラスじゃなくても、この形のグラス、どこかで見かけません?

そう!居酒屋の日本酒だっ!

居酒屋で日本酒

店のやつら、確信犯やな!

しこたま飲ませる気や!

(笑)

 

問題児、備前焼

日本酒の入った備前焼

さて、こいつが一番の問題児です。

どう評価したもんか。

香りは一番弱いです。

 

でも、味わいは一番強いです。

ただ、それは荒々しいとも言えるんです。

全方向にブーストかかってる感じです。

ちょっとレーダーチャートで表しましょう!

備前焼で飲んだ味覚の変化

つまるとこ、これって玄人好みなんじゃねえの?って思うんです。

僕も含めて、おっさんどもは気をつけよう!

日本酒を備前焼きで勧めるなかれ!

こいつは酒に慣れた人向きだと思います。

 

備前焼と同じ系統の焼き物ってありますよね?

この系統、なんて言うんだろ、素焼き?

常滑焼、信楽焼ぐらいは僕も知ってますが、全国に色々ありますよね。

それぞれ、また違った特徴が出るかもしれません。

これは・・・奥が深い!&ややこしい!(笑)

 

それから、僕が完全に勘違いしてた部分あります。

繊細な味わいはガラスで、と思ってた。

ガラスのグラス

見た目の印象から、繊細な味わいにはガラスが合うと、どこかで思ってました。

でも今回の結果から考えると、「味わい」にプラスに働く事は無さそうです。

逆に、陶器ってやつは味わいにブーストがかかるんですね。

やってみないと、解んないもんですねー!

 

まとめ

  1. グラスの値段は味に出る!
  2. 香りはワイングラスが強い!
  3. 味は陶器が強い!

結論!

日本酒の飲むためのグラスは、一個だけじゃ無理!

こういう事か。

(笑)

 

気をつける点として、世の中、言われてる事とやってみた事は違うかなと。

日本酒をワイングラスで飲むのが流行ってますが、あれ、そこそこ高いグラスじゃないと、意味ない。

また香りが強くないと意味がない。

 

でも、香りが強い日本酒って、全体の3割ぐらいだと思います。

もし飲食店をしてる人で「ウチもワイングラスで出すぞー!」て思った場合、酒もそこに寄せていかないと効果ないかも。

 

あと、これだけ飲む器で味が変わるのだったら、感想の違いは器の違いかもしれません。

雑誌やブログで酒の感想を読む時「どんなグラスで飲んでいるか?」ここも注意ですね。

 

器にまで気を配ると、面倒でもありますが、いい事もあるなと思いました。

例えば、僕なんかは、旅行に行った時に土産物屋で物色するのは日本酒です。

今後、そこに全国のお猪口を見る楽しみが加わりそうです。

 

・・・は!

これって、焼き物市なんかに行っちゃうパターンなのか?

うーん、それって、いかにもオッサンっぽくてイヤだなぁ。(苦笑)

 

 

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