日本酒の感想 旨かった日本酒!

萬寿鏡F40の評価と感想、普通種で40%精米?

投稿日:2019年3月9日 更新日:

萬寿鏡F40

萬寿鏡F40という新潟の日本酒の評価と感想です。

この酒、分類では「普通酒」になるんですが40%精米歩合です。

すげえ変則的。かなりの変わり者。

人からの貰い物なんですが、ガチ評価してみます。

 

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萬寿鏡F40について

萬寿鏡ますかがみF40

とりあえず、この酒について少し解説します。

「萬寿鏡」と書いて、「ますかがみ」と読みます。

まんじゅきょう、ではありません。僕、最初そう読みました。(苦笑)

 

新潟の加茂市という所にある「株式会社マスカガミ」という蔵が造っているようです。

加茂市・・・加茂川や加茂山なんてのがあるらしいのですが、加茂川ってあちこちにありますねー!

私の地元、岡山県にも加茂川はありますし、京都にもなかったっけ?

 

それで、この萬寿鏡なんですが、僕は日本酒ツウを気取ってるくせに、知りませんでした!

今回飲むのは「F40」なんですが、F50、F60なんてもあるみたい。

F○○ってね、僕のようなおじさんからしたら「え?何?カメラの絞りなの?」とか、「戦闘機なの?」とか思うんですが違うようです。

Fは普通酒のF。40は精米歩合を指すみたい。

そうこれ、普通酒。

普段の僕ならぜったい買わないジャンル。友人からいただいた物なんですわ。

 

萬寿鏡をもらった経緯

岡山県と新潟県

僕には、このブログがきっかけで、新潟の友人がいまして。

コードネーム「スーさん」としときます。

新潟といえば、そりゃもう日本酒の天国じゃないですか。

そこに友人がいるとなりゃ、頼むことは一つ「日本酒をくれ!」

 

無料(タダ)でもらうわけにいかないので、こう連絡してみたわけです。

「スーさん、思いついたんだが、岡山の酒と新潟の酒、交換せえへん?」

これ、フラれる可能性も高い話です。

新潟と岡山ですよ?サッカーで例えるとJ1とJ2のチームでトレードするようなもんです。

岡山がJ2・・・J3かもしんない。(苦笑)

そんな感じの、やや緊張するトレード交渉だったんですが、

「おもしろいですねー!やりましょう!」

って、快諾してくれたんで、ほっとひといき。そしてワクワク。

 

私の住まい岡山県でも新潟の酒は買えますが、やっぱり大手ばかりです。

通販で買えばいいのですが、それでも県外のやつが調べる情報って限界がありますから。

現地のもん、地元民の情報が最強です!

さー来い!

まだ?まだか?

早よもってこいや!クロネコー!

おおそうや、徳利、水につけて洗っておくか。最近使ってないからのー!

 

・・・って感じで、朝からワクワク&ドキドキで酒の到着を待って。

開けてみたら、これですわ。

萬寿鏡F40のラベル

え?普通酒なん?

アル添(アルコール添加)やん。

 

どちらかと言えば純米好きな僕

純米党

日本酒に政党があったとして。

「無所属はアカン!どこかに所属しなさい!」と言われたら・・・

たぶん、純米党・燗酒派、に入ると思います。

周り見ると、純米大吟醸党がいちばん華やかそうです。

あの党は、若い女性も多そうです。

本醸造党は、かなりお年を召した方が多そうです。

生原酒党は一大勢力でしたが、枝分かれして新党スパークリングができたもようです。

新党オーガニック、なんてのもあるんですか。そうですか。

・・・ってな感じで、日本酒飲みは、あえて分けると流派があると思います。

 

僕のブログを読んでいただくと「ははーん、こいつ、純米系やな」みたいなのは、解ると思うんですが・・・

なぜに普通酒!

新潟は全国一の蔵の数です!

つまり、酒の種類も日本一です!

数ある中から、なして普通酒?

イニエスタが来る!と思ったら、槙野が来た!みたいな意外感。

いや、むしろ裏切り感か。

ブルータス!お前もか!、みたいな裏切り感。

いや、この場合は「シャア!はかったな!シャアァ!」と叫びたい。

 

でも、叫んでてもしょうがないんで、飲んでみます。

萬寿鏡F40の評価と感想

萬寿鏡F40の色味

あら?めっちゃ旨え。(爆)

なんじゃこら。

 

香りのフルーティーさは、予想よりおとなしい。

キレ味が良くて、ほんのり甘みもあり。

なにより「キュッ」と小気味よく引き締まってます!

 

すごいのが、アル添の硬さがぜんぜん無い!

醸造アルコールを添加した、本醸造や吟醸ってどこか「硬さ」がありません?

あの硬さが、僕は苦手なんですが、この萬寿鏡はまったく無い。

むしろ、丸みすらあります。言われないとアル添ってわかんないかも。

 

そして、すごく解りやすい旨さだと思います。

飲みやすい、けど軽くはないので、老若男女、素人から玄人までいけるかと。

・・・これは送り主スーさんの「ニヤリ」と、してやったり顔が目に浮かぶ。

 

もう一度、ラベルを見てみましょう!

萬寿鏡F40のラベルアップ

以下に書き写します。

精米歩合にこだわるマスカガミは、

新潟県の酒造好適米を

普通酒としては異例の

精米歩合40%まで磨き、

ちょっと普通ではない普通酒を

醸してみました。

 

なるほどー!

たしかに、普通ではない普通酒!

もはや普通酒と言えど、ザコキャラではない!

日本酒の最低ランク「普通酒」が、すごい事になってる。

なんかもう、アレですか、日本酒も一周した感じなんでしょうか。

かつて「オバンの下着」だったキャミソールのように、一周したら最新になってしまうのか?

 

こうなると、日本酒のジャンルって何なんだ?って話になる。

僕が酒屋をやってた時、お客さんには純米を推しました。

だって、980円のパック酒と2千円の酒、なにが違うの?って説明するなら、純米です!と言うのが一番てっとり早い。

でも、こんな普通酒が出てきたら、どう言えばいいんだろう・・・

 

新潟、まじメンドイ。

新潟県

そうだった、そうだったー!

と、思い出したのが新潟。

新潟で有名な酒、いっぱいありますよね。

  • 越乃寒梅
  • 久保田
  • 八海山

例えばこの3大メジャーとも言える蔵。

これが全国区にヒットした銘柄は、全部がアル添なんですよね。

  • 越乃寒梅・白ラベル(普通酒)
  • 久保田・千寿(吟醸)
  • 八海山・本醸造

思うに、新潟の酒って、特殊かも?と思うんです。

「シュッとしてる」と言うか、酒質が引き締まってる。

おそらく、そのおかげでアル添しても、それほど違和感がないのかもしれません。

だから、新潟の酒に関しては純米かどうか?というのは、ナンセンスなのか?

 

西日本の酒で、普通酒で旨い酒あるか?と問われれば・・・無い。

特に中四国の酒は、どっしり感あるんで、アル添すると違和感バリバリになる事が多い。

腹立つのが、新潟にどっしりした酒は無いのか?というと、あるんですよねー!

あそこは、全ジャンル、全方向の酒があるんで。

前から、うすうす思ってたけど、新潟はちょっと別枠で考えたほうが、わかりやすいな!

 

「ワインはボルドーに始まり、ボルドーに終わる」という言葉がありますが、

「酒は新潟で始まり、新潟で終わる」って言ってもいいよ!新潟県民!

尊敬と嫉妬をこめて、そう思う、元アンチ新潟の僕。(苦笑)

 

純米党・燗酒派としては、これはショックが大きい体験でした。

いっそ、離党して「うまい酒党」を作るべきか。

それ、ただのノンベエやん。(苦笑)

 

結論。

スーさん!これ旨かったわー!

普通酒を見直した!

でも、すごく複雑な気分!

この気分をほぐすには、もう1本いるわー!

 

萬寿鏡F40の詳細

萬寿鏡F40裏ラベル

  • 醸造元:株式会社マスカガミ
  • 生産地:新潟県加茂市若宮町
  • 原料米:新潟県産酒造好適米(品種不明)
  • 使用酵母:不明
  • 精米歩合:40%
  • アルコール度数:15度
  • 醸造の特徴:普通酒
  • おすすめの飲み方:冷や~常温

萬寿鏡F40の熱燗

熱燗で飲んでも、まずくはないですが燗上がりするタイプでは無かったです。

ほんと、「温めた萬寿鏡」、そんな感じ。

冷でも燗でも、味に変化はそれほどなかったです。

新潟の酒は、こういう燗上がりしないタイプが多いです。

燗上がりしませんが、下がるわけでもないので、やっぱり酒質が強いのか?

なぞですねぇ・・・。

 

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