日本酒の感想 まあまあな日本酒

噂をすれば越乃寒梅(笑)

投稿日:2014年3月23日 更新日:

越乃寒梅

http://koshinokanbai.co.jp/product_06.html

先日、「真稜・純米酒」の感想の中で「新潟の淡麗辛口系は苦手なんですが・・・」と書いたのに

噂をすればなんとやら、

越乃寒梅・白ラベルを友達から貰った。

友達も、貰い物らしいのだが、「日本酒って、あまり飲まないから上げる」だって。

ま、苦手なんだけど、貰ったからには、飲むか。って事で、越乃寒梅の感想です。

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越乃寒梅・白ラベルの飲んだ感想

越乃寒梅白ラベル

んー!やはり、コイツの感想って難しい。

サラリ、淡麗辛口。

クセのない綺麗な味。

水のようにクセが無い。

悪く言えば、香り、弱め。味、弱め。

サックサク~♪って感じの軽快さ。

まあ、この軽快さはスゴイ。

 

越乃寒梅の中で通称「白ラベル」と呼ばれるコイツは、分類すると本醸造か普通酒になります。

越乃寒梅白ラベル

醸造アルコールが添加されています。

醸造アルコールが入った本醸造という部類の中で言えば、越乃寒梅は今でもトップ10に入るぐらい、旨いと思う。

ただし、「本醸造」ならば。

越乃寒梅の種類

越乃寒梅の種類

http://koshinokanbai.co.jp/products.html

今日飲んでる白ラベル以外に色々な種類があります。

  • 越乃寒梅・別撰(特別本醸造)
  • 越乃寒梅・特選(吟醸酒)
  • 越乃寒梅・超特選(大吟醸)
  • 越乃寒梅・無垢(純米吟醸)
  • 越乃寒梅・金無垢(純米大吟醸)

などなど。

金無垢は飲んだ事ありませんが、無垢の純米吟醸より、特選の吟醸の方が越乃寒梅らしいな、と思ったりもしました。

 

越乃寒梅ブームを知らない人のために

淡麗辛口

越乃寒梅は、ブームになったきっかけがハッキリしていて、1960代に雑誌「酒」の編集長、佐々木久子さんという方が越乃寒梅を取り上げた事が、きっかけらしい。

まだ生まれてもいない、私にはピンと来ないのだが、上の世代が言うには、それそれは大ブームだったらしい。

ニセモノも横行していたらしいし、現在定価2000円の越乃寒梅白ラベルが2、3万はしたらしい。

一昔前の日本酒界は、この越乃寒梅によって「淡麗辛口ブーム」が巻き起こったわけです。

プレミア価格になるのはなんで?

酒の価値

なんでそんなにプレミア価格になるのか?って話もしておきます。

理由は久保田の紅寿の記事でも書いたのですが、特約店と呼ばれる、決まられた酒屋にしか扱えない酒があり、その特約店の中の一部が、中間業者に横流しして、それを一般の酒屋が買って・・・と、段々と値段が上がってくるワケです。

今では、一時かなりプレミアだった、越乃寒梅、久保田、八海山はそうでもなく、十四代、磯自慢あたりのほうが価格が高騰してますね。

あ、そういえば、越乃寒梅が人気が出すぎて製造量が間に合わず、他社から桶買いしてたという噂、本当でしょうか?

桶売りしてた八海山が逆に人気が出てプレミアになった、という噂は、僕も聞いた事がありますが、あまりに酒質が違うので、無理じゃないか?と思うのですが・・・・

昔の話なので、真相は解らず。(苦笑)

さすが淡麗辛口ブームの火付け役

新潟には、淡麗辛口の酒が一気に増えたのですが、その中でも、越乃寒梅はアッサリ感は特別。

優秀だな、と思うのが「淡麗」ですが「水っぽさ」は無いんですよね。

そこはスゴイ。

口当たりは、どこまでも酒なんですよね。俺がコイツにあだ名を付けるなら

「永遠のそよ風」

または、

「高原の岩清水&レモン、レモン抜き」

みたいな感じである。

(笑)

良くも悪くも日本酒を代表する一つの銘柄。

大ブームになった銘柄なので、ネガティブな話題が多いのですが、日本酒業界を変えた事は事実。

さらっさらの淡麗な味わいも、個性的であるとも言えるので、飲んだ事がない方は一度は飲んでみても面白い。

アッサリしてるので、ピンと来ないかもしれませんが、一昔前、1960年ごろの日本酒ってのは、ひどい状況だったんです。

とんでもなく不味い酒が多かった頃、越乃寒梅の淡麗で綺麗な味わいは、一大事件だったに違いない。

その後、時代は次のブームに。

超淡麗な越乃寒梅の後、淡麗ながら旨味がある久保田がブームになります。

無理矢理に、系統だてして年代順にブームになった酒を書くとこうなります。

  • 1970年代、1次ブーム:越乃寒梅(淡麗辛口)
  • 1980年代、2次ブーム:久保田、八海山(淡麗辛口+旨味)
  • 1990年代~、3次ブーム:獺祭、十四代など(淡麗辛口+旨味+香り)

順々に飲めば、人気が出る系統と、流れが解るかもしれません。

プレミア価格で買わない事をオススメします。

念を押して言いますが、日本酒も焼酎も、有名な銘柄でも

定価で買う事!

プレミア価格で買う必要は無いです!

このブログでも何度か言ってますが、有名な蔵は小さな蔵に比べ何百倍もの、生産量です。

ワインの場合、プレミアになるような高額なワインは、決められた畑のブドウでしか作れないので、生産量を増やすことは難しいのです。

でも日本酒(焼酎も)の場合、人気の出た蔵は、とっくの昔に量産体制を整えてます。(苦笑)

蔵によっちゃ、低温室工場で通年生産してる所もあります。

なのに、なぜかいまだに、「幻の酒をたずねて」みたいな酒評論家の記事を眼にします。「幻の酒」なんか無い!と思っていいです。

それから、味わいの特徴として総じて、プレミアになる人気銘柄ってのは

飲みやすい!

という特徴はあります。

驚くほど旨いか?っていうと「まあまあ」であったりするので、買う時は定価で買われる事をお勧めします。

 


越乃寒梅 白ラベル

越乃寒梅 吟醸酒「別撰」

越乃寒梅 純米大吟醸酒 「金無垢」

 

レクタングル大

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