有りがたし!
新潟の日本酒です。
うむ!
なかなか旨い。
きっちり米の力を感じます。
どっしりした辛口です。
「有りがたし」って名前、なかなか良いと思います。
おそらく、「ありがとう」の語源「有り難し」から来てると思います。
有り難し、って意味は言葉通りで「有る事が難しい」つまり、貴重だな!とか稀有だな!という意味です。
有がたしの評価と感想
話が横道ならぬ、あぜ道にそれたので(田んぼだけに)酒の話に戻ります。
この新潟の「有りがたし」という酒、すごい米のパワーを感じます。
さきほどの米の話とは相反しますが、「さすが新潟!米どころ!」と思っちゃう米の味わい。
ぎゅぎゅ!と太目の辛口。
意外だったのが、これ「山田錦」でした。使ってる米が。
山田錦で造った酒は、綺麗な味になりやすく、それはある意味、単調な味になる事が多い。
でも「有りがたし」では、こんなパワーのある酒になってる。
珍しいタイプです。
あと、蔵元のホームページで知ったのですが、この「有りがたし」という名前は、コピーライターの糸井重里さんが命名したみたいです。
たぶん、この米のパワーを感じて「ありがたい!」と思ったのではないでしょうか。
さすが有名なコピーライターですね。
自分がもし、この酒に名前を付けるとしたら・・・・
んー・・・
僕のイメージだと・・・
「牛車の散歩道」
!!
なんのこっちゃわからんな(苦笑)
僕にコピーライターは無理だとわかったところで、
はぁー飲も飲も。
有りがたし・純米酒 特徴やその他の情報
- 蔵元:よしかわ杜氏の郷
- 場所:新潟県上越市
- 使用米:山田錦
- 精米歩合:90%
- 使用酵母:--
- アルコール度:15度以上16度未満
- 日本酒度:--
- 酸度:--
- アミノ酸度:--
- 予想価格:720ml 1500円 1800ml 3000円
- おすすめの飲み方:冷や・常温・ぬる燗
なるほど!と思ったのが、精米が90%、つまり10%しか磨いてないんですね!
通常だと、だいたい純米酒でも60%から70%ぐらい精米しています。
米をあまり削ってないから、米の味が豊かなんですね!