これ旨かったんで、来年も買いたい!と思ったんで備忘録として書いてみます。
今日飲んだのは「シャトー・デュ・ランゲ・ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーボー」。
正しく書くと、
シャトー・デュ・ランゲ・キュヴェ・ヴィエイユ・ヴィーヌ、ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーボー
名前長い!
ボジョレー・ヌーボーです。
「え?いまだにボジョレーなんて飲んでんの?」
なんて言われるかもしれないボジョレーです。(苦笑)
酒飲みの僕としては、酒を飲む理由付けしてくれるイベントは大好きです。
世の中のお父様方も、そういう意味では助かってんじゃないでしょうか。
なんとなく、
「いやあ、今日はボジョレー解禁日なんで!」
なんて言うと、奥様も
「ちっ!しょうがねえなあ」
と、許してくれる雰囲気になると思います。(笑)
シャトー・デュ・ランゲ・ボジョレー・ヌーボーの感想
ボジョレーとボージョレ、どっちが正しいんだか。ま、それは置いといて、
このボジョレーは力強い。渋みと飲みごたえあり、ボジョレーらしいフルーツ感もあり。ちなみにフルーティーとは言いたくない。
あと、マコンのガメイ種のようなジャムっぽさもほんのりある。
アルコール感、ボリュームもあるので、男性的とも言える。
でも、ボジョレーらしさと、飲みごたえが両立してて旨いと思う。
二十歳の乙女、みたいなボジョレーは、ジョルジュのボジョレーに任せて、26男性、みたいなこんなボジョレーもありだと思う。
んで、これ以上、力強くなると、もはやボジョレーの意味がないかな。なのでギリギリの力強さだと思う。
このシャトー・デュ・ランゲという所、かなりいい醸造所だと思うのよね!
(フランスで「シャトー」が付くとブドウの栽培もしてる醸造所を指します)
ヌーボーじゃないワインも飲んでみてー!と思って検索しまくったんですが、ボジョレー・ヌーボー以外の銘柄ではヒットせず・・・がっくし。
やっぱしね、とは思ってたんですが・・・
日本の場合、ボジョレー地区のワインはヌーボー以外はほとんど入ってきません!
これはボジョレーヌーボーが流行りすぎた弊害っつうか、ボジョレー地区のワイン=ヌーボーというイメージが定着しすぎちゃって、おそらく普通のは売れないんでしょうね。
まあ、ヌーボーが無ければ誰にも気づかれない地区ではあるので、しょうがないっちゃ、しょうがない。
しょうがないから、あきらめて、ひたすら飲む。(爆)
途中で、「こいつ、ドライ無花果(いちじく)が合うんじゃねえの?」と思って、棚からゴソゴソと取り出して合わせてみる。
ウメー。
果実味が強いワインには、ドライフルーツが合いますわ。
「ビールのお供はピーナッツ」とはよく言いますが、「ワインのお供はドライフルーツ」ですぜ。
スーパーの酒売場に、おつまみの棚が併設されてるのを見かけますが、ごくまれにドライフルーツが置いてあるのを見たことがあります。
そんな時は「この売場担当者とは、話が合うぜ!」と内心思うんですが、きっとあんまり売れないでしょうね(爆)
今日の一杯
シャトー・デュ・ランゲ・キュヴェ・ヴィエイユ・ヴィーヌ、ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーボー
旨かったです。ありがとう!
-------以下 追記-------
ボジョレーって何?という方には、ざっと解説してます。
ちょっと昔から最近まで、ボジョレーヌーボーの記事一覧を入れときます。
ワインは造った年が違えば別物になるんで、買う時の参考にはなりませんが(苦笑)
おお、あの年か!なんて暇つぶしになれば。
2012年はやたらと飲みまくってみた年です。
「ボジョレーヌーボーなんて、どれ買っても同じ」と思ってたんですが、メーカーによって当たり外れがめっちゃありましたわ。自分でも意外でした。
- ジョルジュ・デュブッフ・ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー2012
- イオン・トップバリュー・ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー2012
- リュック・ジャヴロー・ボジョレー・ヌーボー2012
- ボジョレー・ヌーボー・ポー2012
- ピエールポネル・ボジョレー・ヴィラージュ・プリムール2012
- モメサン・ボジョレー・ヌーボー2012
- アルベールビショー・ボジョレー・ヌーボー2012
2017年はこれと、ジョルジュのボジョレーしか飲んでないです。どっちも旨かったなぁ。
- シャトー・デュ・ランゲ・ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー2017(このページ)
ヌーボー以外でボジョレー地区のワイン、実はいっぱいあります。
いっぱいあるけど、あまり飲んでないのよね(笑)あまり売ってないし(苦笑)
下記二つは通常のボジョレーよりランクひとつ上がります。「村名ワイン」とでも言いましょうか。