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酒屋には朝イチで行け

投稿日:2018年2月19日 更新日:

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酒屋

さて、僕は酒屋を数年前まで営んでました。

そこを活用して、何か酒好きの人のためになる記事を書けないか?と。

そこで今日は、こんな事を書いてみます。

いい酒屋と悪い酒屋の見分け方

酒屋

良い酒を置いてる酒屋を知ってれば、便利ですよね。

今日は、良い酒屋と悪い酒屋の見分け方!ってのを書いてみます。

これは一般の酒屋だけじゃないです。

日本酒専門店でもワインショップでも見るべき所は同じです。

家の近くはスーパーしか無いわー!って方は、スーパーの酒売り場を見る時の参考に。

酒屋には朝イチで行け!

おめ、何言ってんだべ、って感じですが(笑)

朝イチ、つまり開店直後に行くと、今まで解らなかった部分が見えてきます。

午前中は品出しの時間

棚出し

一般の酒屋であれば、午前中に品出しや商品補充をします。

酒屋って、売れるのは夕方から夜ですから、混む時間に品出しはしません。

また、店閉めてから補充、ってのもあまりしません。(そんなんしてたら、毎日残業やん)

と、言うことは、開店直後というのは前日の売れた状態そのままです。

減ってる所が売れたところです。

回転してる商品ってのは人気商品ですし、ワインならば回転している商品のほうが、新鮮な可能性が高い。

冷蔵機器は見せかけか?!

冷蔵機

今の酒屋さんって、日本酒用の冷ケースやワインセラーがあります。

店舗自体がワインカーヴ(セラー室)になってるワインショップもあるでしょう。

その冷蔵設備は夜も動いていたのか?

これも開店直後に行けば解ります。

ワインセラーの場合は、12度から18度ぐらいが正常の範囲。

これ、夏ならば「ちょっと涼しい」。

真冬なら「ちょっと暖かい」。

めったに無い事ですが、閉店時は電源を落としている店舗も、中にはあります。

それ、逆に電気代かかるんじゃね?

って思うんですが、そんな見せかけの店舗、無いことは無い。

赤ワインの保存方法の記事で書きましたが、温度変化が激しいと品質にダメージが大。

保存されたワイン
【赤ワインの保存方法】セラー、常温、冷蔵庫、結局どれよ?って話

  そこそこワインに詳しくて、以前に酒屋をやってた僕なので、ワインについて一番聞かれる事は ...

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午前中は店長がいる可能性、高し。

午前中って、店長とか上の人間がいる可能性が高いです。

なんかちょっと込み入った質問してみて下さい。

人のいい店長さんなら、出てきて、きっと色々教えてくれるはず。

そんな店長のいる店は、きっといい店。

「美味しい酒ください!」

ではダメですよ!(笑)

またマニアックな銘柄出して、ツウを気取るのもダメです。

「○○って酒、置いてますか?」

この会話の出だし、あきまへん。

実のところ、僕が酒屋をやってる時も、この手の質問多かったです。

聞く方の悪気は無いと思います。

でも店側としたら「見りゃ、わかんだろ。」と思わなくは・・・ない!(苦笑)

だってねえ、ニトリぐらい広ければ、聞く意味もわかりますが。

実は奥の倉庫に?・・・無い無い!(笑)

 

例えば日本酒の銘柄って、全国で一万から二万あります。

その中から、100か200が店に並ぶわけです。

自分が好きな銘柄なんて、なくて当たり前。

だから、店にない銘柄を話題に出しても、あまり話は広がらないです。

「ぬる燗で、おいしい酒を探してるんですが」

「ボルドーの白で濃厚なタイプがいいのですが」

みたいな聞き方、ベストです!

あ、これ、酒場のバーでも同じです。

○○ってウイスキー置いてる?みたいな聞き方は、あまり店ウケしません。

 

話は少し脱線しましたが・・・

  • その店の売れ筋がわかる
  • 冷蔵機器などのハード面がわかる
  • 店長がいるかも

こんな事から、いつも行く夕方や夜ではなく、たまには朝イチに行くのも意味があります。

その他、見るべき点で細かいですが、こんな所もあります。

スクリューキャップが寝かされてないか?

スクリューキャップ

主にワインになりますが、コルクに変わって鉄のスクリューキャップは多くなりました。

これが、コルクもスクリューも、一緒くたに寝かされている店はけっこうあります!

これは、僕、嫌いです!(怒)

これに比べりゃ、ワインセラーとか、ハード設備って無くてもいいんですよ。

設置するのに金かかりますしね。

でも「スクリューキャップは立てて置く」って、簡単な事じゃないですか!

些細なことに見えますが、金属の香りって、ワインにめっちゃ移ります。

ここを見逃す店主がいるような店、酒に愛情は無いと思うんですよね!

 

できればLEDの店。

蛍光灯

「やっぱり、これからは企業も環境を考えないとね!」

みたいな、意識高い系の話ではなくて。(笑)

蛍光灯の光って、思ったより酒を劣化させるんです。

LEDの場合、紫外線が蛍光灯の1/100ぐらいなんで、全然マシ。

同じ理由で、薄暗い店、ある部分が照明が点いてない店ってのは、酒に気を使ってる可能性あります。

 

ホコリを被った商品、僕は意外に気にしない。

ホコリを被ったワイン

街の小さな酒屋であっても、デパートの酒売り場であっても、同じです。

酒瓶って、意外にホコリかぶってません?(苦笑)

これ、働いてたからよく解るんですが、なぜか!酒瓶ってホコリがめっちゃ付く!

一週間ぐらいで、うっすら付きます。

掃除がなってない!と怒られるかもしれませんが、僕はまあ仕方ないよね、と思います。

 

大陳された商品より、通常棚を。

大量陳列

酒屋でも、ワインショップでも、小売業の基本ディスプレイは皆同じです。

通常棚があって、特集ブースと山積み商品。

これを山のように陳列するから「山陳(ヤマチン)」、または「島陳(シマチン)」なんて呼ばれます。

ついつい手にとってしまいますが、ヤマチン、シマチンの商品は基本、おすすめ品では無いです。

店のおすすめ=旨い酒、では無い。

貼られているPOP(商品説明)には「当店おすすめ!」とか書かれてると思います。

実店舗でもネットショップでも、「おすすめ」というのは「売りたい商品」です。

味とは関係無いです。

どちらかと言うと、通常棚で売られてる商品のほうがおすすめ。

通常棚ってのは、その店で生き残ってる商品です。

どちらが旨い可能性があるか?って考えると、通常棚のほうですよね。

 

最終的には、3本買って1本当たれば、いいお店。

当たり!

色々と書きましたが、最終的には旨ければオッケーてのも真理。

(笑)

3本ぐらい知らない銘柄を買って、1本当りが出れば、その店はいい店です。

「当たり」というのは、「こりゃウメー!」と思える酒です。

「自分の好みとドンピシャ!」ってのでもいいですし。

「あたい、こんなの初めて!」でもいいわけです。

とにかく旨けりゃ。

 

3本中3本は無理

3本買って3本旨ければいいのですが、これは無理だと思います。

なぜって、酒の味って変わるから。

真面目な店は、テイスティングして良質な酒を置いてるはず。

でも、毎年、というか数ヶ月単位で日本酒やワインって変わります。

小さな店でも300アイテムぐらいはあるでしょう。

それを一年ごとに確認できるか?できましぇん!(苦笑)

そこを踏まえると、3本買って1本旨けりゃ、優秀な店、というわけです。

 

以上、元酒屋店主が、酒屋の選び方を書いてみました。

参考になるのかぁ・・・

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